グループワーク・トレーニング(GWT)づくしの特別セミナーに参加しました|令和6年5月

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おりべ

こんにちは。保育ライターの織部です。

日本グループワーク・トレーニング協会(日本GWT協会)が主催する、令和6年5月25日の「グループワーク・トレーニング(GWT)づくしの特別セミナー」に参加しましたのでレポートします。

具体的には、

などのポイントでまとめていきます。

今回の特別セミナーは、1日で「最新のグループワーク・トレーニング」や「今求められていること」を学べる研修でした。

  • グループワーク・トレーニングに興味がある。
  • 職場や地域、家庭でのコミュニケーションに難しさを感じている。
  • 新しいチャレンジをして自分を変化させたい。
おりべ

そのような方に向けて体験レポートを書いていきます。

目次

グループワーク・トレーニング(GWT)づくしの特別セミナーについて

セミナーの概要
  • 日時:令和6年5月25日(土)9:30〜17:00
  • 場所:サンシティ市川 5階A会議室(千葉県市川市市川1-3-14)
    *JR市川駅より徒歩2分ほど
  • 費用:協会会員(学生)15,000円・一般20,000円

この特別セミナーを一言で表すと「参加者や時勢に合わせてカスタマイズされた研修」です。

  • 集まったメンバーはこれまでGWTをどのくらい経験しているか?
  • 参加者のリクエストや参加の目的は何か?
  • どのような社会情勢か?

講師である三好良子先生が上記のようなことを考慮し、全てオリジナルな新作で、この日のために創案したものを提供してくれます。

おりべ

決まったものを学ぶのではなく、参加者や状況にピッタリのものを用意してもらえることに驚きました!

こちらのセミナーは毎年1回開催されており、令和7年は5月31日(土)に同じ場所で行われる予定です。

【日本全国】19名が集合

今回のセミナーには19名の参加者が集まりました。

  • 40代〜80代の男女
  • 北海道、新潟、長野、東京、千葉、京都、名古屋、三重、鹿児島など全国から集結

参加者は「職場や地域、家庭などの人間関係をより良くしたい」という思いを持った方でみなさん話しやすく、「初めまして」でも和やかなやりとりが広がっていました。

特別セミナーの1日の流れ

当日の流れと研修内容を簡単にまとめます。

グループワーク・トレーニング(GWT)ではグループワークのことを「」と呼んでいます。

おりべ

自分に気づき、他者や集団で学び合うためのグループワークはまさに「財」ですね!

■チェックイン
  • 参加者全員で丸くなって座り、簡単な自己紹介とその時の気持ちや思いを伝え合う。
  • お互いの表情を見ながら話を聴くことで、安心できる雰囲気が作られる。
■財①:創作漢字で自己紹介
  • 創作漢字コンテスト」という話題が共有される。
  • 自分の名前の漢字を1文字創作して自己紹介をするグループワーク・トレーニング。
■財②:正解の無いクイズ
  • 正解の無いクイズ」という話題が共有される。
  • 正解の無いクイズを個人で考え、グループ内で発表しあい、共有や振り返りを行う。
■財③:答辞
  • X(旧Twitter)で話題になった桐朋高校の卒業生代表の答辞を講師が音読。
  • 答辞の全文を聴いて、受講者の学びとする。
■財④:動物パズル(タングラム)
  • 1人に1つの型紙(四角や三角など)が渡される。
  • 自分の型紙を人に見せるのはNGで、言葉だけで形や大きさなどの情報を共有する
  • グループの型紙を組み合わせて、指定された動物の形を作るのがゴール。
  • 自分の型紙を見せたり指で形を示すことができない中、組み合わせ方をグループで話し合うワーク。
■財⑤:キラッキラ
  • 自分が「輝いている瞬間」を思いつく限り書き出す。
  • それぞれのエピソードをグループで発表し、振り返りを行う。
■財⑥:こんなこいるかな 〜きみがいるから おもしろい〜
  • さまざまな表情をしたパンダのイラストと「くいしんぼうのもぐもぐ」などの名前が書いてある用紙から、今の自分にピッタリのパンダを見つけるワーク
  • 1日の研修の振り返りや自分の感じたことの共有をグループで行う。
■チェックアウト
  • チェックインと同じく参加者全員で丸くなって座り、研修で感じたことや学んだことなどを分かち合う。
■チェックイン
  • 参加者全員で丸くなって座り、簡単な自己紹介とその時の気持ちや思いを伝え合う。
  • お互いの表情を見ながら話を聴くことで、安心できる雰囲気が作られる。
■財①:創作漢字で自己紹介
  • 創作漢字コンテスト」という話題が共有される。
  • 自分の名前の漢字を1文字創作して自己紹介をするグループワーク・トレーニング。
■財②:正解の無いクイズ
  • 正解の無いクイズ」という話題が共有される。
  • 正解の無いクイズを個人で考え、グループ内で発表しあい、共有や振り返りを行う。
■財③:答辞
  • X(旧Twitter)で話題になった桐朋高校の卒業生代表の答辞を講師が音読。
  • 答辞の全文を聴いて、受講者の学びとする。
■財④:動物パズル(タングラム)
  • 1人に1つの型紙(四角や三角など)が渡される。
  • 自分の型紙を人に見せるのはNGで、言葉だけで形や大きさなどの情報を共有する
  • グループの型紙を組み合わせて、指定された動物の形を作るのがゴール。
  • 自分の型紙を見せたり指で形を示すことができない中、組み合わせ方をグループで話し合うワーク。
■財⑤:キラッキラ
  • 自分が「輝いている瞬間」を思いつく限り書き出す。
  • それぞれのエピソードをグループで発表し、振り返りを行う。
■財⑥:こんなこいるかな 〜きみがいるから おもしろい〜
  • さまざまな表情をしたパンダのイラストと「くいしんぼうのもぐもぐ」などの名前が書いてある用紙から、今の自分にピッタリのパンダを見つけるワーク
  • 1日の研修の振り返りや自分の感じたことの共有をグループで行う。
■チェックアウト
  • チェックインと同じく参加者全員で丸くなって座り、研修で感じたことや学んだことなどを分かち合う。

正解がない時代を生き抜くために

「正解のないクイズ」のグループワークの冒頭に、

  • 今は答えがない時代である
  • 答えは自分たちでつくっていく必要がある

という話がありました。

そのような時代性を背景に、講師である三好先生が「正解のないクイズ」をグループワーク・トレーニングに仕立て上げ、最新の学びが参加者に提供されました。

おりべ

現代社会に求められる考え方や価値観がタイムリーに学べるのはありがたいですね!

特別セミナーで学べる3つのこと

私がセミナーに参加して感じた「学び」を3つまとめます。

①その時・その場所でしか得られない体験ができる

記事の前半でも「参加者や時勢に合わせてカスタマイズされた研修」と記載しましたが、その時に集まった人とその時しかできない学びを共有できるのは価値のあることだと思います。

おりべ

このような場を作れるのはプロの三好先生だからこそです。

オンライン講座などとは違って、縁あって集まったメンバーとその場の空気感を共有し、肉声で語り合い、相手の表情から気持ちを感じ合うからこそ、血の通った体験を味わうことができます。

②異質に出会える

異質」というとビックリするかもしれませんが、「バックボーンが異なる人」ということです。

  • 仕事や立場
  • 生い立ちや人生経験
  • 年齢や性別

セミナーには多種多様な人が参加するので、グループワークで共有される意見も幅広いものになります。


具体例として、「正解の無いクイズ」で「今から10分間で暗記したことを一生忘れないとしたら、あなたは何を暗記しますか?」というクイズが出されたときのことを挙げます。

各々考えてグループ内で発表した答えが以下の4つ。

■メンバー1:名言や格言、生活の知恵

理由:生きるヒントになる、利便性、生活の質の向上

■メンバー2:円周率、歴代の総理大臣の名前、落語、劇のセリフ

理由:クイズに出たときに答えるため、人生が豊かになる

■メンバー3:家族の生年月日や顔の特徴、名前

理由:認知症になっても覚えていたいから

■メンバー4:風邪が治った後の健康のありがたさ

理由:あの幸福感を覚えていたら人生幸せだから

■メンバー1:名言や格言、生活の知恵

理由:生きるヒントになる、利便性、生活の質の向上

■メンバー2:円周率、歴代の総理大臣の名前、落語、劇のセリフ

理由:クイズに出たときに答えるため、人生が豊かになる

■メンバー3:家族の生年月日や顔の特徴、名前

理由:認知症になっても覚えていたいから

■メンバー4:風邪が治った後の健康のありがたさ

理由:あの幸福感を覚えていたら人生幸せだから

これだけでも三者三様で面白いのですが、お互いの答えを聞いて気づいたことを共有すると、以下のような思いが出されました。

  • 理由がそれぞれ異なり、自分には無い発想に驚いた。
  • 答えには各々の生き方やそれまでの環境、価値観が含まれていると感じる。
  • 他の人との対比で、自分が大切にしていることがよりはっきりわかった。
  • 自分の視点は固定的なので、もっと柔軟に考えたいと思った。
おりべ

異質」と出会えるグループワーク・トレーニングならではの体験ではないでしょうか?

③「変化・成長」に飛び込める

GWTの特別セミナーは「自分を変化・成長させられる場所」です。

講師の三好先生が用意してくれる安心安全な環境で、バックボーンが異なる人たちとグループワーク・トレーニングを通して学びあうと、

  • 自分の考え方のクセ
  • 自分の価値観
  • 他者の多様な意見や思い
  • グループで気づきを共有することでしか見えないもの
  • 人との関わり方や集団の中の自分の姿

など、いつもの生活では気づけなかったことを発見します。

おりべ

すると「自分の枠」が見えて、「枠との付き合い方」や枠の越え方・見え方」が広がっていきます。

自分を変化させたい、もっと成長したいと思っている方は、ぜひGWTの特別セミナーに飛び込んでみてください!

仕事や地域、家庭などの人間関係を変えたい人へ

毎年5月に千葉県の市川市で行われる「グループワーク・トレーニング(GWT)づくしの特別セミナー」について、体験レポートをまとめました。

特別セミナーのまとめ
  • 参加者や時勢に合わせて研修内容がカスタマイズされる
  • 北海道や長野、京都、鹿児島など全国各地から参加者が集まる
  • バックボーンが異なる人と刺激し合って、自分を変化・成長させるきっかけをもらえる
おりべ

セミナーを振り返ると「今は答えの無い時代」という三好先生の言葉が胸に残りました。

「答えが無い」からこそ自分の頭で考えて、試行錯誤を繰り返し、自分の答えをどんどん作っていきたいです。

ただ、1人で考えるには社会の課題は大きすぎるので、自分から出会いを求め、語り合い、お互いにより良い姿に変化することでなんとか前進していきたいと思います。

グループワーク・トレーニング(GWT)づくしの特別セミナー」は、そんな自分にぴったりの場所でした。

おりべ

特別セミナーやGWTについてさらに知りたい方は、ぜひGWTの公式サイトもチェックしてみてください!

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